« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »

2013年9月

2013年9月20日 (金)

日本心理学会大会におけるシンポジウム「批判心理学の世界:理論心理学,平和心理学,LBGT心理学から」

*本日,シンポジウムを開催しました.LGBT心理学や平和心理学,理論心理学について理解を深める良い機会になった,と感じています.

 ご来場いただいた皆さま,どうもありがとうございました.今日の経験を糧として,次のステップへと進んでいきたいと考えています.今後ともよろしくお願いいたします.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 9月に札幌で開催される日本心理学会第77回大会で,下記のシンポジウムを開催することとなりましたのでお知らせします.

■タイトル: 批判心理学の世界:理論心理学,平和心理学,LBGT心理学から
■企画者: 批判心理学研究会

■日時: 2013年9月20日 13:10~15:10
■会場: 札幌コンベンションセンター 107
■登壇者
    話題提供1 五十嵐 靖博(山野美容芸術短期大学): 理論心理学からみた批判心理学
    話題提供2 杉田 明宏(大東文化大学): 平和心理学と平和教育
    話題提供3 柘植 道子(北里大学): LGBT心理学とフェミニスト心理学
    指定討論1 田辺 肇(静岡大学)
    指定討論2 森永 康子(広島大学)
    司会:いとう たけひこ(和光大学)

■企画趣旨: 批判心理学者が取組んでいる主題は多様です.また,研究や心理臨床や教育や社会的活動などの心理学実践のために用いる方法も理論的リソースも,多岐に渡ります.
 本シンポジウムでは現在,日本で理論心理学や平和心理学,LGBT心理学,フェミニスト心理学に取組む研究者がそれぞれの立場から実践の成果や課題を報告します.その後,今日の日本の心理学の状況とその社会における位置などに関する指定討論を踏まえ,批判心理学の可能性を全体で討議したいと考えています.


2013年9月15日 (日)

「臨床心理学と科学哲学」 William O'Donohue(著),Springer,2013

 「アメリカの臨床心理学者は昔から科学哲学に関心をもっていた」と心理学の哲学者William O'Donohueは同書の冒頭で述べています.
 心の問題や障害を同定して特定の方法論に基づいて介入し,ケアやサポートを提供するサイコセラピーを様々な視点から哲学的に考察することは,理論心理学や批判心理学にとって重要な主題です.

 日本では科学哲学や心理学の哲学に関心をもつ心理臨床家はあまり多くないようです.
 しかし,臨床心理学の健全な発展のために,この領域を紹介する和書が必要とされています.

 本書は抑うつなど臨床心理学の用語や概念を例として,論理実証主義から今日までの科学哲学を分かりやすく説明しています.要点がコンパクトに整理され,入門書に好適です.

 William O'Donohue著「Clinical Psychology and the Philosophy of Science」 Springer,2013.

 著者のオドノヒューは行動分析の科学哲学的研究で知られ,心理学の哲学の分野で多くの仕事を発表しています.下記の訳書もお薦めです.

 ウィリアム・T. オドノヒュー &カイル・E. ファーガソン(著),  「スキナーの心理学:応用行動分析学(ABA)の誕生」 佐久間徹 (訳),二瓶社,2005.
 

 

« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »