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2013年12月

2013年12月26日 (木)

批判心理学やフェミニスト心理学,ディスコース分析に関する特集号:『心理科学』34巻2号

 2012年11月に日本社会心理学会大会において,批判心理学者として国際的に活躍しておられるエリカ・バーマン先生(マンチェスター大学)とイアン・パーカー先生(レスター大学)をお招きして,スペシャル・ワークショップ「社会問題・社会政策と心理学との親しき関係を問い直す」が開催されました.このワークショップは日本社会心理学会の国際学会シンポジウム企画補助金の助成により,実施されました.

  ここで発表された論文をもとに『心理科学』誌の特集号「社会的実践と心理学」が刊行されました.今日の日本における批判心理学やフェミニスト心理学,ディスコース分析の現状や将来の可能性を考えるうえで,興味深い論文が寄せられました.

  特集「社会的実践と心理学」(心理科学34巻2号)に掲載された論文は下記のとおりです.

  社会に立ち向かう心理学であるために……… 青野篤子・五十嵐靖博・滑田明暢
  発達心理学と社会的実践:乳幼児期の政治学と教育学……… バーマン・E
  日本の児童・女性政策と心理学……… 村本邦子
  心理学の隘路と社会問題への新たな実践:東日本大震災からの問い……… 八ッ塚一郎
  なぜ心理学にとってラカンが重要なのか:批判心理学とラカン派精神分析の視点から……… パーカー・I
  批判心理学とラカン派ディスコース分析:パーカー(2013)をめぐって……… 五十嵐靖博
  主流の傍らで:心理学と社会実践のかかわりについて思うこと……… 森永康子
  心理学と社会的実践:批判心理学と理論心理学の立場から……… 五十嵐靖博

  『心理科学』は心理科学研究会(http://www.jraps.jp/)が発行する査読付ジャーナルです.国立情報学研究所のCiNii(サイニィ)で閲覧できます.バックナンバーを希望なさる方は次のサイトからお問い合わせください.http://www.hobunsya.com/magazine/shinri/

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