« 2017年12月 | トップページ | 2018年2月 »

2018年1月

2018年1月11日 (木)

2月4日に批判心理学セッションが開かれます.

 2月4日に3回目の批判心理学セッションが開かれます.
 
批判心理学について自由に気軽に討議する場として,批判心理学研究会が隔月で開催しています.

 批判心理学に関心をおもちの方は,どなたでも参加できます.
 気軽にご参集ください.

 3回目のセッションでは心理学の研究方法論や歴史,心理学の科学性,ドイツ批判心理学,原子力発電所事故,精神保健福祉,バフチン,ディスコース分析など多様な主題が取り上げられます.


批判心理学セッション3
日時:2月4日(日),午後2時から
会場:静岡大学東京事務所.同事務所は東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター内,6階612号室(エレベータを出て左側正面)
話題提供1:増田 匡裕(和歌山県立医科大学) 「コミュニケーション学でもらった“玉手箱”を心理学の“浜辺”で開けてみると(その1):バフチンの対話論に基づく『対人関係の弁証法理論』が知られていない。」
話題提供2:百合草 禎二(主体科学としての心理学研究所) 「Tolman, C. W. (1994). Psychology, society, and subjectivity: An introduction to German Critical Psychology London,UK: Routledgeを読む」
話題提供3:五十嵐 靖博(山野美容芸術短期大学) 「原子力発電所事故のディスコース分析(2):猪苗代湖ズの『プライド。祈るように叫んだ歌』をめぐって」
話題提供4:小田 友理恵(法政大学大学院) 「心理学の『科学性』について:科学史と心理学史を踏まえた,主観性と客観性に関する考察」
話題提供5:田辺 肇(静岡大学) 「批判心理学を教育に活かすには?:精神保健福祉史,心理学史,心理学論における(3) “心のモデル”の伝え方」
主催:(公社)日本心理学会 批判心理学研究会
参加費:無料
アクセス:JR山手線・京浜東北線,田町駅下車.芝浦口徒歩1分
(http://www.cictokyo.jp/access.html)
所在地 : 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6.
※当日,建物玄関ロビー等に開催掲示はありませんので6階612号室までお越し下さい.




2018年1月 9日 (火)

国際行動社会科学史学会の50周年記念大会

 国際行動社会科学史学会の2018年の大会が6月21日から24日まで,アメリカのアクロン大学(オハイオ州)で開催されます.
 同学会はカイロン(ギリシア神話の半人半馬神,叡智のシンボル)の愛称で知られ,世界各地から心理学史研究者が集います.

 2018年の年次大会は学会の創設50周年を祝祭する記念大会です.
 詳細な開催情報については,同学会のウェブサイトをご参照ください(https://www.uakron.edu/cheiron/annual-meeting/2018.dot).


 アクロン大学はカミングス心理学史センター(http://www.uakron.edu/chp/)を備え,世界の心理学史研究の最重要拠点のひとつです.50周年記念大会にふさわしい会場ですね.

 同センターにはアメリカ心理学史アーカイブと心理学博物館が含まれ,アメリカ心理学の歴史に関する数多くの資料を収集・展示しています.
 多くの学会がアメリカで開かれていますが,アメリカ出張の折には同センターを訪問されるようお薦めします.心理学の歴史に関心をおもちなら,きっと新しい発見をされることでしょう.

 2016年7月にNHK・BSの『フランケンシュタインの誘惑:科学史の事件簿』でジンバルドの刑務所実験が取り上げられました.この研究で用いられた資材や備品などの各種の資料もアクロン大学心理学史センターが収蔵しています.
 番組の中で同大学の心理学史研究者であるデイビッド・ベイカー教授が刑務所実験の歴史的意義を説明しました.かたわらに囚人服や看守の制服や鉄格子のついたドアが展示されていました.アクロン大学心理学史センターの豊富なコレクションの一例です.

 今年のカイロン大会は学会の設立50周年を記念して,心理学の歴史を再考する特別プログラムが計画されている,と聞いています.
 心理学史研究のあり方を問うシンポジウムが開かれるといいですね.これから生み出される新しい研究を刺激する大会になるよう願っています.







« 2017年12月 | トップページ | 2018年2月 »