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2019年3月 7日 (木)

4月21日に批判心理学セッションが開かれます

 10回目の批判心理学セッションが,4月21日に開かれます.

 今回のセッションは2部構成です.

 第1部は環境心理学における批判心理学的研究実践について,
今道友昭先生に詳しくレクチャーしていただきます.今道先生はニューヨーク市立大学(CUNY)を拠点に教育・研究に取り組んでおられます.
 数多くの民族が共在する新自由主義経済のメッカであり,著しい力の格差の下で苛烈な競争が繰り広げられているニューヨーク市の生活環境を背景に,CUNYでは参加型アクションリサーチ(PAR)によるマイノリティを擁護する研究が盛んです.
 CUNYはアメリカで批判心理学がもっとも盛んな大学のひとつと言えるでしょう.
 ニューヨークや北米における批判心理学についても,今道先生からうかがえることと思います.

 第2部はソビエト心理学と原子力発電所事故の心理学に関する話題提供です.
 レクチャーと話題提供,そのあとのディスカッションが楽しみですね.

 批判心理学に関心をお持ちの方のご参加を歓迎します.参加費は無料です.


批判心理学セッション10

日時:4月21日(日),午後2時から
会場:静岡大学東京事務所.同事務所は東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター内,6階612号室(エレベータを出て左側正面)
第1部 講演

今道 友昭(ニューヨーク市立大学・ラガーディアコミュニティーカレッジ) 「批判環境心理学の挑戦:その成果と課題」

第2部 話題提供
1.百合草 禎二(常葉大学名誉教授) 「エフ・イエ・バシリョク『体験の心理学:危機的状況の克服の分析』を読む」
2.五十嵐 靖博(山野美容芸術短期大学) 「原子力発電所事故の心理学<序説>:批判心理学,ディスコース分析と理論心理学からの取組み」
主催:(公社)日本心理学会 批判心理学研究会

参加費:無料
アクセス:JR山手線・京浜東北線,田町駅下車.芝浦口徒歩1分(http://www.cictokyo.jp/access.html)
所在地 : 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6.

※当日,建物玄関ロビー等に開催掲示はありません.6階の612号室までお越し下さい.
 
 
 
 

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