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2019年8月

2019年8月28日 (水)

9月16日に批判心理学セッションが開かれます!

 9月16日(敬老の日)に,12回目の批判心理学セッションが開かれます.

 Kellyのパーソナル・コンストラクト理論 やヴィゴツキー心理学の意義,原発事故避難者の語りの分析,東アジア批判心理学会議が目指す目的など,面白い主題が目白押しです.
 批判心理学に関心をお持ちの方は,どなたでも参加できます.参加費は無料です.  


批判心理学セッション12
日時:9月16日(敬老の日),午後2時から

会場:静岡大学東京事務所.同事務所は東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター内,6階612号室(エレベータを出て左側正面)

1.増田 匡裕(和歌山県立医科大学)「Communication in relationships”ではなく“Relational communication”なら:G.A.Kellyのパーソナル・コンストラクト理論」

2.百合草 禎二(常葉大学名誉教授)「なぜヴィゴツキーの心理学思想に惹かれるのか」

3.いとう たけひこ(和光大学)「原発避難者の語り」

4.五十嵐 靖博(山野美容芸術短期大学)「東アジアと世界の批判心理学を繋ぐ:東アジア批判心理学会議と国際批判心理学運動」

主催:(公社)日本心理学会 批判心理学研究会

参加費:無料

アクセス:JR山手線・京浜東北線,田町駅下車.芝浦口徒歩1分(http://www.cictokyo.jp/access.html)

所在地 : 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6.
※当日,建物玄関ロビー等に開催掲示はありません.6階の612号室までお越し下さい.
 


2019年8月 4日 (日)

批判心理学の新ジャーナル:待望の創刊です!

 批判心理学に関する研究を発表するフォーラムとして,新しい学術雑誌が創刊されました.
 そのタイトルは「アライ(Awry):批判心理学ジャーナルAwry: Journal of Critical Psychology」です.
 
 Awryは「斜めに」といった意味の英単語です.

 疑いの余地のない「科学的事実」とみなされている既存の心理学知識を,別の視角から「斜めに」見て再検討する,といった含意が読み取れます.
 (ジジェクの「斜めから見る:大衆文化を通してラカン理論へ (Looking Awry: An introduction to Jacques Lacan through popular culture(1991)からこのタイトルの示唆を得た,と新雑誌の編集長に伺いました.ただし,批判心理学ジャーナルはラカン派精神分析と特にかかわりはない,とのことです.)

 新雑誌は査読付きジャーナルです.
 論文を掲載するために著者が「論文処理費」を支払う必要はありません.論文を読むのも無料です.本当の意味でオープン・アクセスジャーナルといえます.

 年に2回,刊行されオンラインで公開されます.

 心理学が産み出した理論やセラピー,専門用語や概念,研究方法や心理学教育,社会との関係など既存の心理学が直面している多くの主題が,このジャーナルを舞台として探究されるのでしょう.北米やヨーロッパやオセアニアだけでなく,ラテンアメリカやアフリカやアジアの研究者がきっと重要な寄与を為すのだろう,と期待しています.

 今,論文の投稿や特集の企画を募集しています.下のウェブサイトをご参照ください.
 私も編集委員を務めています.日本から,東アジアから独自の研究を刊行できればいいですね!


 Awry: Journal of Critical Psychology (AJCP)
  https://www.awryjcp.com/index.php/awry

 

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